チームワークが支える現場力

東京営業部所属田川 陵太

新たな挑戦を模索した異色の経歴

社会人硬式野球部でピッチャーをやっていた田川さん。190㎝の大きな体がひときわ目立ちます。スピードガンでの最高速度はなんと140㎞後半。小学生から野球を始め、中学、高校、大学、そして社会人野球でも活躍。2019年の引退と並行して新たな挑戦を模索していたところ、縁あってニシハツに2020年の4月に中途入社となりました。そんな異色の経歴を持つ田川さんにニシハツについての感想を伺いました。

―まず、入社を決めた最大のポイントはなんですか?

困っている人を助けることが出来る仕事だということですね。温暖化が進むと自然災害は増えてしまいます。そうすると、一層必要とされる設備となります。

自分が手掛けた仕事が人を助けることになるというのはやりがいがあります。

―それまでの業種とは全く違う環境に、不安はありませんでしたか?

一番の不安は知っている人が全くいないということでした。小学校のころから野球をやっていたので知っている人が必ずいました。「誰も知らない」という不安は大きかったですね。4月から本社がある唐津での工場研修だったのですが、ここも「知らない」土地でした。でも、管理部の方のおかげで本当に仕事に集中できました。コロナのため社員同士の飲み会も中止となり、コミュニケーションをうまく取れるか心配だったのですが、工場では丁寧に教えてもらいその心配はすぐになくなりました。
休日も外出は自粛でした。研修の間の3か月は部屋にこもっていました。けれども逆にこれまでの自分のこと、将来のことをしっかりと考える貴重な時間になったと思います。

―実際に東京の営業現場に出て苦労したということはありますか?

現場は、自分が考えていたよりも10倍大変でした。「営業はモノを売る」と考えていたのですが、モノを売ってからが大変で大切でした。発電機を設置するには書類作成と提出、そのために必要事項を確認、書類を再度修正、提出その繰り返しです。設置がビルの屋上だと夏の時期は、暑さが特に厳しい場所です。体感温度は50度近くにまでなります。野球で暑さには慣れているはずなのですがそれでも久しぶりに「きつい」と感じました。

東京営業所でエースになれる信頼される人間になりたいと思います。まずは、しっかりと知識を蓄積していくことが大切ですね。

―十分に馴染んでいるように感じるのですが、ニシハツはどんな会社だと感じていますか。

チームとして非常にまとまりがある会社だと感じています。スポーツをやっている方も多くて、いい意味で体育会系です。スポーツは試合前にどれだけ準備が出来るかで決まりますし、先輩と後輩のコミュニケーションが非常に大切です。それと同じことが仕事でも必要ですし、ここでは実現できていると思います。忙しくて手が回っていない人がいるとしっかり助けてくれますし、丁寧に指導、サポートしてくれる上司がいます。

―このHPを見ている将来後輩になるかもしれない方へ伝えたいことはありますか?

自分の好きなことをやり続けてとことんまで突き詰めてほしいですね。そういう挑戦していく姿勢が失敗しても次の何かを産みます。それから、そのためにも周囲への「気配り 目配り」がとても大切ですね。それが出来ると挑戦させてくれる人に会うことが出来たり、挑戦できる環境が自然にできていきます。