「優しさ」が技術の秘密

設計部 2017年入社井上 和哉

子どもの頃から「ニシハツ」に興味

人懐こい笑顔が印象的な井上さん、本社から徒歩2分の所に実家があるとのこと。何をしている会社かわからないけれど、子どもの頃から「ニシハツ」に興味を持っていたというから驚きです。本社の前を通って学校に通っていた井上さんにニシハツへ就職するまで、入社してからの仕事について伺いました。

―ニシハツに入社したくて進学も決めたとお聞きしましたが、具体的に教えてください。

もともとモノづくりがとても好きで、高校では建築を学んでいました。コンテストに選ばれたこともあり放課後も図面を引いていました。子どもの頃からニシハツに入りたいと思っていたので電気の会社だということを知り、大学で電気工学を学ぶことを決意しました。大学には入学したものの、電気のことは全く分かりません。最初は本当に苦労しました。授業についていくために必死で勉強しました。
就職する際に、実はニシハツの求人がなかったのです。そのため本社を訪問して求人を出してくれるように直談判しました。それで試験を受けてようやく入社出来ました。

まだまだ自分が気づかないということはあるのですが、先輩が確実に修正してくれますし、本当に優しいです。

―入社前と入社後でイメージのギャップが大きいということはありませんでしたか?

イメージのギャップはなかったのですが、敢えて言うと、入社前は自分で設計、手配すべて一人でやっていくものだと思っていました。でも、現場ではチームで作業を進めていくということが驚きでした。回路作成、製品選定、手配、それぞれ分かれていて専門性が高く、チームで効率よく進めているというところですね。

―仕事のカベを感じたことや失敗した、ということはありましたか?

うーん、(かなり考えて)図面の設計は苦労しました。学生の間は、手書きで図面を引くことが中心でした。それが、CADを使って仕事を進めていくため、PCに慣れることも含めてとても苦労しました。それと電気設計なので実際に取り付ける場所を考えることが難しいですね。少しでも違うと配線自体が出来なくなることもありますし、図面と重ね合わせても分かりづらいことが多いんですよね。どうしても気づけなかったり、確認不足でそのまま取り付けて手直しに余計に時間がかかったり。失敗して改めて確認していくことの大切さに気づきました。

5年後の自分では先輩がやっていることを理解できないことが沢山あります。それがわかるようになるためにも電験3種はクリアしたいですね。今の仕事が大好きなので、良い仕事が出来るようになりたいです。

―希望している会社に入社してかなり充実した仕事生活のようですが、休日等はどのように過ごしていますか?

大学の時からラーメン店巡りをしています。学食でもラーメンばかり食べていました。多い時は週に4日はラーメンを食べていましたね。最近のおすすめとしては福岡では「西谷屋」さんですね。本当に濃い“ど豚骨”です。どろどろのスープにハマりました。佐賀では、「いちげん」さんです。ぜひ行ってみてください。

―最後に、このHPを見ている未来の後輩に伝えたいことはありますか?

学生の間は時間がたくさんあります。私はできなかったのですが、将来、なりたい自分になるためにも資格を取っておくことをお薦めします。